全力家出少女

 引っ越してから3週間経ったところで実家に帰省した。今は実家の自分の寝室で、このブログを書いている。一人暮らしを始めてから、ずっとソワソワした感じが続いていて、部屋にいるのに落ち着かないなと思っていた。実家に帰れば安心して眠れるのにと思っていた。帰省してみて気づいたけど、どうやらわたしは家を失ってしまったみたいだ。どこも自分の本当の家ではない感じがする。今も借り物の寝室にいるような感覚だ。これに気づいてからわたしは大きなショックを受けた。わたしの本当の身体の居場所はどこなんだろうか。収まるところがない体を休ませる場所を見つけなければ、きっと疲れきってしまうだろう。早く一人暮らしの部屋に慣れなければ、と強く思う。暮らしやすくて、住んでいて誇らしい家にしたい。誇らしくなくても、居心地が良ければいいな。

 

 あのー、そろそろ寝たいんですけど、、って思う寝れない日の2:30、その時間が1番どうしようもない。起きてなにか始める気にもならないし、かといって眠りにすやすやとつけるわけでもない。ただ、眠れずに苦しむ時間。あまり好きではない。今はその時間だったけど、「家を失った」感覚を強烈に感じて、これを残しておこうと思ってブログを書き始めた。忘れたくない、埋もれさせたくない記憶はきちんと書き留めておきたい。それがどれだけ些細なことであっても、そのときに感じた気持ちをフレッシュに閉じ込めておけることだけでも価値がある。と思っている。眠れない時間に感じたことも、なかったことにはしないよ。

 

 今日は今日の13:30までだった課題に取り組んで30分前に提出できた。我ながらよくやった。課題にはいつもかなりまじめに取り組んでいて、自分の自信にもつながっている。自分が普段考えるのが難しくて諦めてしまうことについてしっかり考えて、うんうん言いながら自分の言葉で出力するみたいなことをやっているから、なんとなく大変ですごいことをやっている気分になって、達成感を感じやすいのかもしれない。課題がなくても興味があることについて本を読んでいきたい。少しずつでいいから、自分の興味がある分野について自分の言葉と引用で語れるくらいの力を身につけたいと思っている。口に入りきらない大きなパンを一口で食べようとするから諦めちゃうのであって、ちぎって食べれば食べ切れるはずだよね。今のうちにちぎり方などを身につけておきたい。

 

 やっと眠気がやってきてくれたから、気持ちよくまどろみたいと思う。ちょっとお腹が痛いけど、猫みたいにくるりとうずくまればすぐによくなるでしょう。そういえば去年の冬は裸足で家を飛び出したりしていたな。懐かしい。裸足でwinterとか言ってた、自分で。それじゃあ、おやすみ。