少し軽くなる季節

知りたいこと

 

葉が落ちた裸の木と、桜の木が混在していて

 

お花見に行くと決めている、水筒と、おにぎりを持って、ひとりで。

 

どうしようもないことがたくさんあって、どうにかしなきゃいけないこともたくさんあって、同時に考える、たくさん考える、実はなんにも考えていないかもしれないけれど。

 

春が来て、暖かくて、体が少しだけ軽くなった

 

温度や気圧、天気で左右される感情、それが美しく感じるようになるにはもう少しだけ時間が必要だ。

 

自分で、自ら、外へ赴いて、いろんな人と出会う、出会って、もう会わなくなっても、消えない、消さない、また新しく出会って、わたしが変わっていく。それをいいことだと今は思える。

 

つめを綺麗にして、ずっと眺めていたい、ごつごつした手はそんなに好きじゃなかったけど、あの手は大好きだった、ずっと見ていたかったし、触れていたかった、申し訳なさ、なかったことにしたい愚行、消えないから背負って、かっこつけて街を歩く

 

あんなにも

 

そのときが来るまで、もう少しの辛抱、もう来ているなら、ちょっとだけ教えてほしい、誰にも言わないから。

 

季節の移ろいとか、別にとか思ってたけど、嬉しいこともあるし、少しだけ楽しい気分にもなって、いいことはあるなとか思ったりして、今は大丈夫な気がしている、そう思いたい。

 

まる。小さなまるで会話が終わったり、踏み出したり。ひとつの物語が終わったり。

 

小学生くらいの女の子がスキップして道を歩いていた、スキップしたくなるよね、1人でスキップできていた頃のわたしが、しあわせでありますようにと願う