最近何をして過ごしているか、自分でもよくわかっていないから書いてみようと思う。
最近ブログを更新していなかったのは文章を書く気が起きなかったからとかではなく、歌詞にした方がいいこととか、歌詞にしやすくラッピングできた言葉が多かったから。たくさん言葉のストックはあって、この前はストックとその場のアイディアがうまく噛み合ってひとつ曲を作ることができた。自分の等身大の言葉でひとつ曲が作れて誇らしかったし、これから先どんなにそれが稚拙に思えても大切にしなきゃいけないものだと思う。
最近は新しく始めたことや新しく出向いた場所、再熱した趣味などで生活が埋め尽くされている。
・TikTokを始めた
これは自分で歌った曲を投稿するために始めてみたこと。今までTikTokにはものすごい苦手意識があって、一度アプリをインストールしようものなら脳みそが犯されて死ぬと思い込んでいたけど、その予想は思いがけない方向で当たっていた。それでもこれから少しずつ音楽に関わる面積を増やしたいと思っているわたしにとってはインプレッション数が増えやすいTikTokという媒体はうまく使えばモチベーションにもつながるから、とりあえずは続けるつもりだ。投稿したいなと思う曲が増えればそれだけギターと歌を練習する時間も増えるし、気にしないでいいことを気にしないでいられる気概があれば、案外やっていける気もする。少しずつ頑張りたいと思っていることのひとつ。
・新しい場所に出向いている
近所のミュージックカフェ、クラブ、ライブハウスなどに1人で出向いている。そこで出会った人や新しい音楽はわたしのことをまた押し広げてくれている気がする。なにより自分から行動したからいいことがあったという達成感が、今のわたしにはどうしようもなくうれしいもので、大切だ。1人だとさみしいし、どうしたらいいかわからなくなることばかりで、andymoriの曲を聞きながら毎日泣きそうになったりなんかもするけれど、挫けないでいたいと思う。
ミュージックカフェのオーナーと店主の人はジャズの演奏者だったので元々好きだったジャンルに詳しい人がすぐそばにいてうれしい気持ちになる。「セロニア・スモンクがお気に入りです」と話すと「なかなか渋いところを聴きますね」と言われて、そういう相場がわからなかったので「そうなんですか？」と言ってしまった。
クラブではハウスミュージックに出会った。今まで全く触れてこなかったジャンルで、それまでのイメージはパリピが盛り上がるためのBGMみたいな感じだったけど、実際その場で体感すると音楽と自分が一体になって振動が気持ちよくてかなり楽しかったので気に入った。5月になったらまた行ってみようと思っている。どうやって聴いていけばいいかわからないジャンルではあるから、そこで出会った人に今度聞いてみようかなと思ったりもする。
・編み物に再熱した—編み物中毒リバイバル—
高校3年生のとき、鬱になってから、勉強が全くできなくなって、文字も追えなくなって、なにもかもがずっと曇ってるみたいな状態だった時があった。そのときにハマったのが編み物で、ずっとずっと編み続けていた記憶がある。共通テスト会場にも持参して、ずっと編んでいた。自分の中で、外にいても殻に閉じこもれるみたいな安心感のある一つのお守りみたいなものだった。それが最近になってまた編みたい気持ちが出てきて、その衝動が消えないうちにたくさん毛糸を買ってみた。あの頃よりも少しだけわたしは器用になっていたみたいで、出来上がる作品もなんだかクオリティが高く見える。学校に行く時も、授業前までずっと編んでいればなにも気にならないからすごくいい。これからなにを編もうかなとわくわくする。
こんなにも新しいことや場所、出会いで埋め尽くされているように思えるが、わたしは今すごくさみしい。毎日夜が嫌だ。眠れない。誰かと繋がっていたくてずっとスマホから離れられない。どうしてみんなわたしを1人にしておくんだろうとか思ってしまう。他責思考が出てくる時は良くないからじっとしていることが多い。恋人の有無でさみしさを左右されたくないけれど、自分のことが1番大切な人がいるってどれほどの安心感があるだろうと考える。最近はずっしりとした取り返しのつかない悲しみが蔓延している。どうしたらいいんだろう。今日は水曜日だけど(今は3時だから本当は木曜日)もう３日学校に行ってない。明日は1限から授業がある。憂鬱と引き換えに、と言いかけて、憂鬱なんて誰もいらないでしょうと思い憂鬱を引っ込める。あーあ、あーあ、あー、はあ、もういいもん、知らない。もうぜんぶいや。って毎日のようにふてくされて、ベランダでうずくまっている。
最近気づいたこと:都会では朝空が白み始めたと思っていると実はそれは空の白みではなく、朝でもなかったということが多い。星はあまり見えない。
