パソコンに慣れる

 恐る恐るキーボードを叩く。パソコンを手に入れた。機械は得意じゃないからすごく難しい。授業の時に隣の賢い男の子に操作を丸投げしていたのを思い出した。これからは上手に使い分けをしながら文章を書いてみようと思う。

 

 鼻が詰まっているせいでバターサンドが食べられない。美味しいものを鼻が詰まった状態で食べるなんてあり得ないから早く良くなってほしい。

 

 ある時期にコンビニの菓子パンは大体食べ尽くした。だからもう見ただけでそのパンは美味しいかどうか推測できるようになった。結論としてはコンビニに美味しいパンはほとんどない。ごく稀にレンジで温めてもらうことにより絶品になるパンもあるが大体は期待の味や食感を下回る。コンビニの菓子パンはいつだって程よく私を裏切る。

 パンといえば、どんなパン屋でも焼きたてが世界一美味しく感じるのはなぜだろう。焼きたてマジックというやつだろうか。家から一番近くにあるパン屋は独特な生地で食べると歯にひっつく。幼い頃はそこのパン屋を美味しいとあまり思わなかったのでその独特な生地を避けるためにそのお店でパンを買わねばならない時にはマフィンを選んでいた。しかし大きくなってから再びその店に訪れるとマフィンはもう売られてなかった。そしてわたしの通っていた学校の購買ではなんとそのパン屋から入荷されているパンが人気だったのだ。わたしの認識とは大幅にズレたそのパン屋のパンへのイメージに驚き、友達からの強い勧めでそのパンを食べることになった。美味しかった。あの生地ではあるものの美味しくて、それからは友達といない時にも自らそのパンを買いに購買に向かうようになり、挙げ句の果てには学校からの帰り際に直接そのパン屋に向かうことも多くなった。これはわたしの推測だが、わたしがそのパンを美味しく感じたのはいくつかの原因が重なったからじゃないかと思っている。ひとつはわたしが食べ盛りな思春期だったということ、もう一つは毎日大変すぎる学校生活を送っていたこと。人は疲れると今までそんなに美味しいと感じていなかったものも美味しく感じるようになるのかもしれない。今はどうなんだろうか。そこのパン屋のおじちゃんに捕まるとアメリカのスーパーには家が売ってあることなどを一時間に渡って話してくるのであまり気は進まないけれど、その味を確かめたくなってきた。

 

 

 なんだかかっこいいことをしている気分になってきた。なんかかっこいいじゃん。いかにも子供の感想って感じだけど。

 

 体調が悪い人間に「次はいつだっけ、明日?じゃあ待ってます。」って怖すぎる。怖いよマジで、こんな人になりたくないな。

 

 わたしの心の中の口癖は’’早く’’だ。いつだって’’早く’’って言葉が頭にあって、でもなにを’’早く’’なのかわからない時が多い。でも、でも、早く。早く

 

 

 鼻が詰まりすぎて鼻から息を吸えなくなってきた。早く治れよ。まったく。

 

 

部屋は今も絶妙に汚い