肺にごろごろした何かがあって、私はそれがなるべく転がらないように走っている。冬の朝日はどうしようもなくやるせない気持ちになって、涙がこぼれそうになって、うまく息ができない。
冬が永遠だ。
冬だけが確かに永遠を教えてくれるのに、冬ほどちゃんと終わるものはない。永遠なのに。わたしだけの永遠が誰もいない道の先までずっと続いていて、その先にいけばもう戻ってこれないけど新しい雪はしんと静まって、私を誘惑していて痛い。濡れて冷たくなりきってしまった手袋とか、我に返るとそういう1番自分の身体に近いものに神経が行くようになって、「あ、戻ってきたんだ」って。
今の状態になってから誰の信者にもなっていなくて、それはわたしがわたしの信者にもなる準備ともいえて、わたしは密かに確かにその雪の下で、絶対に堅い殻を破って芽生えるのを待っているから。「堅い」からこそ他の誰でもなくわたししか破れなくて、「堅い」からもろくない。わたしがそこから出てきたって、入っていた場所を捨てるわけじゃなくて、丁寧に折りたたんでわたしだけのお守りにする。お守りなんて信じてないのにたくさん集めて、誰かの言葉をお守りにしたりして、それがいつわたしを助けたっていうんだろう。でも死ぬ時だしそれって。
歪に育ったけど、歪に愛を伝えることしかできなくても、それでも愛してくれるの?あ、ごめん。愛みたいなデカいもの、みたことないわ。ごめんごめん、言ってみたかっただけだから。
吐きそうになりながら笑顔でオムライスを口に押し込んで胃に流し込んだりとか、そうやって作られていくものをその名前で呼び続けるのはやめようと思った。だけどそれが全て受け入れられるわけがなくてやめられるはずもないから、せめてその言葉を使わないことでしかわたしが誠実でいられる方法がない。誠実さなんて何になるというのだろう。教えてくれ、誠実でいて良いことがあったか?その後ろにある汗とか涙とか、いろんな液体が飛び散った偽りの代償を見てみなよ。セックスは遠くから見たらエロいけど近くで見たらマジでグロい。これはマジ。大丈夫?
なんか色んな人の色んな成分が自分に染み込んで、それを放出している感じがする。色んなものが滲んでいて、滲んだあとがちょっと悲しくて、滲んだときにしかそんな薄くならないよってくらい薄くて、結局言葉の終着点を見失ってく。
なんだってうまくいくんだよ。最後には。そう思ってるっていうか、そう決まってるし、そうじゃないと許さないし。許さないよおまえを。わたしは全部憶えてるし。忘れないし。だから許さないし、許さないから笑ってやるんだよ。当たり前に。自分で創ったデカいものに登ってそっから笑ってあげる。
あーあ、またみちゃったよね、みんな簡単に出してくるよね(笑)こうしてわたしがちんたら無益な出力を繰り返している間にも素晴らしい人々が素晴らしいものものを生み出しているんだよね、ハッピーバースデー!おめでとう!あんまり学校では会わないけど、会った時は話そうね!素敵な1年になりますように!←これを同級生に送っていました
せっかくなので良い1年にしてくださいね〜。まあ、1年とかそういうの感じるの12月だけだろ。
誰にも飼われてないつもりで飼われちゃってるのが1番最悪で1番安らかだから困っちゃうよね。
何がダサくて何がダサくないかがわからなくなって、考えれば考えるほど自分が選択するものは全部ダサいんじゃないかと思えてくる。でもどうせわたしは誰から見ても結構すごいやつになると思うからそうなれば何を選んでも「そういうのがイイ」になるんじゃないかな。
かなりムラがある。かなりムラがあるぞ。でも、ずっとやるせない気持ちでいたくないじゃん。ずっとすらっとしれっとしてるわけにはいかないし。綺麗なままでいられる時間は限られていて、綺麗じゃない時間をどれだけみじめな気持ちにならずにいられるかが結構大事でもあると思うから、綺麗じゃないときに、お願いだからそばにいてほしい。やっぱどっか行って。薬飲んでじっとしてれば治るから。明日からまた綺麗なわたしになるからね。
意味不明なことを意味を持ってやるのって無理なんでしょうか。意味不明なものを創ろうとしても無理で、意味がわからないものに価値を見出したり、好奇心が湧いたり、憧れが募っていて。自分のよくわかるが誰かの意味わからないになったり、自分の意味不明が誰かのよくわかるになるといいなと思いますね。それではまた、おしりが綺麗になったら、会いましょうね。